シャンパーニュ講座春季の5回目はロゼ
長文、ご容赦🙇
8月講座の主役はフルール・ド・ミラヴァル・ロゼの最新エディションER5
(左は)妹分プティット・フルール
ベースヴィンテージは2アイテムとも2020年
フルール・ド・ミラヴァルは、シャンパーニュの『ピエール・ぺテルス』とコート・デュ・ローヌの『ファミーユ・ペラン』、そしてハリウッドスターながら“俳優面は出さず、自らが好むシャンパーニュ造りに徹底した姿勢を貫く”ブラッド・ピットの3Pが立ち上げたメゾンで、彼らが求める究極のスタイルはブラン・ド・ブランのようなロゼです。
5月末に来日したアシスタントワインメーカーのアレクシ・ブロンデルさんが解説したフルール・ド・ミラヴァル・ロゼのリポートを添付しておきますので、本文をご笑覧くださる前にお目通しいただけると嬉しいです、宜しくお願いします。
8月の講座にER5を出そうと決めた最大の理由は完成度の高さです!
デビューしたばかりのER1から最新バージョンまで、全てを試飲してきましたが、ER5を味わった瞬間、3Pが求めているワインスタイルが色濃く反映されていると実感。2024年秋の講座でER3を体験した講座生からは、数多くの好意的な意見を拝聴できました、安堵!
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パワポもロゼ色
第3週はトップキュヴェから探求
供出は左から右
#1:フルール・ド・ミラヴァル・ロゼ ER5
ぶどう品種:CH75%、PN25%、ドザージュ4.5g/L、MLFは非公開
ピノ・ノワールのベースヴィンテージは2020年、フレッシュな赤系果実や酸味を生かしたスタイル。シャルドネはリザーヴワインのみ。1つはパーペチュアル・リザーヴで2007年から2019年までの13年分のマルチ。もう1つはRemise en Cercleと呼ばれるもので、ER5は1998年と2010年の2ヴィンテージ。ともに抜栓したら大きな容器に入れて泡を飛ばし、スティルワインの状態してブレンド。最初のリザーヴワイン13年分と合わせると全部で15年分になり、熟成したシャルドネの要素を最大限に表現。オレンジを含む赤銅色で、アロマからはマンダリン・オレンジやマーマレード、シトラス、フレッシュバターやナッツ、熟したアーモンド、石灰由来のミネラル。口中に含むと中盤から凛とした酸味、果実の旨味や凝縮感、様々な要素の層を伴った長い余韻
#2:プティット・フルール 2023年11月に誕生したフルール・ド・ミラヴァルの妹分
ぶどう品種:CH95%、PN5%、ドザージュ4.7g/L、MLF約50%
妹分のロゼはピノから造る赤ワインを5%使用、残りの95%はシャルドネで内訳はスティルワイン65%、30%はリザーヴワイン(#1のパーペチュアル)。日本の桜をイメージさせる淡ピンク、レモンやミカン、ピンクGF、アプリコット、ジンジャー、燻したナッツ、石灰由来のニュアンス、快活な酸味とチャーミングな果実味、品質と価格のバランス良好のロゼ・シャン
#3:ランソン ロゼ クリエーション67
ぶどう品種:PN52%、CH34%、M14%、赤ワインのブレンド6.6%
ベースヴィンテージ2019年71%、リザーヴワイン29%、ドザージュ8g/L、MLF75%以上
英国で人気のロゼ。クリエーション67は1952年にロゼ・シャンパーニュを生産して67回目の収穫になるボトル。サーモンピンクの色調、レモンやGF、ブラッドオレンジやドライローズ、3分の2が黒ぶどう、中盤に軽いビター感、バランスが良くまろやか。ランソンを比較対象に選んだポイントはリザーヴワイン(パーペチュアルの活用)
#4:ポル・ロジェロゼ・ヴィンテージ2019
ぶどう品種:PN63.5%、CH36.5%、赤ワインのブレンド18%、ドザージュ8g/L、MLF100%
イチゴを連想させる濃い色調、味わいにもストロベリーの要素、野イチゴや赤いバラ、黒ぶどうの果皮由来のビター感、ドライアーモンド。2024年秋にテイスティングしたロゼ2018の試飲コメントを見ると「レッドカラントやブラックカラント、エキゾチックフルーツ、ピノの凝縮感、エレガントで造り手の技量を感じるアイテム」との記載がありましたが、ロゼ2019にはその要素と重なる部分はなく、全体的に平坦なイメージ。ジャンシス・ロビンソンは「興味深いシャンパーニュで、アタックから中盤に至るまでに独特の苦みがあり、それはカンパリ似」と表現しています(16.5/20)
2019年は4月霜、春はカビ、8月雹、夏は熱波と厳しい気候状況となり、収穫も地域全体で20%減。さらに、2018年ヴィンテージを最後に名醸造家として名を馳せたドミニク・プティさんがリタイアしてしまったので、2019年ヴィンテージは後任のダミアン・カンブレさんがひとりで手掛けたファーストヴィンテージ。私のなかで、「何かが違う🤔」と感じたのは、ヴィンテージによるものだけでなく、セラーマスター交代が、その理由ではないかと推測しています。
第1フライト
“唯一無二”なる表現はあまり好きではありませんが、フルール・ド・ミラヴァル・ロゼに関しは、形容するだけの十分な根拠があります。
シャンパーニュには多くのメゾンがあり、多くのロゼ・シャンパーニュが造られていますが、❶ロゼ・シャンパーニュだけを造る ❷“ロゼ・ワインをブレンドして造るロゼ・シャンパーニュ”、これら2点から、唯一無二を使っても良いと思っています。
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第4週は最後がトップキュヴェ
第1フライトは#1:ランソン、#2:ポル・ロジェ、#3:プティット・フルール
第2フライトは#4:フルール・ド・ミラヴァル・ロゼER5
黒ぶどうの比率が多い#1はリザーヴワインによる複雑味やミネラル感が顕著。続く、#2は4つの中で最も色調が濃く、赤に近いイメージ。赤系果実主体で中盤から軽いビター感、果実の旨味や複雑味、ローストしたニュアンスに乏しく余韻も中程度、やはり2024年秋に試飲したロゼ2018とは異なる印象。#3 は華やかな香り、ピュアな佇まいでチョーク質が伝わってくるイメージ、グラス内の温度変化で豊潤さが増幅、丁寧な造りを感じさせるアイテム、第3週の時と同様好感度大
第4週講座の皆さんには3アイテムの試飲後、フルール・ド・ミラヴァルをサービス。#4に近いスタイルを利き酒してもらいました。ほぼ9割のメンバーが、“シャルドネの要素”由来の共通項を、#3と#4 に感じ取ってくれました。
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ℹ️ポル・ロジェ情報
*2013年からCEOとして采配を振るってきたローラン・ダルクールさんが2026年末でリタイア。アヤラのMD職にあるアドリアン・ムフラールさんが後任のCEOとして今秋頃着任
*ポル・ロジェの素晴らしさを世界に再認識させた功労者と言えばダルクールさんの前任パトリス・ノワイエ社長です。
2025年10月に他界なさったとの訃報を受け、忘れられないインタビューの一コマを思い出しています。ノワイエさんはクリュッグのセラーマスターだったドミニク・プティさんを引き抜き、ポル・ロジェの品質向上に貢献しました。来日中の社長に「クリュッグは樽使いのメゾンであり、ポル・ロジェはステンレスだけのメゾンです。新しいセラーマスターの流儀に関して、その点はいかがですか」と質問したところ、即座に「確かにそうですが、全く問題ありません」ときっぱり。実際、その通りで、ノワイエ社長の先見の明を感じました。
2003年にロイヤルワラントを奪還し、2011年のウイリアム王子とキャサリン妃のロイヤルウエディングでは公式シャンパーニュとしての存在を世界に知らしめました。メゾンを訪問すると必ず、日・仏のプティ国旗を飾ってお出迎えくださいました。とても上品な紳士で、ポル・ロジェにはまさに打ってつけの方でした。ご冥福をこころからお祈りいたします。
*ノワイエ社長が絶大なる信頼を置いていたドミニク・プティさんも2018年ヴィンテージを最後にメゾンを去っています。私はプティさんの手掛けるポル・ロジェが本当に好きだった、ということを、今回の講座のテイスティングで強く感じました!
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真夏のサンタクロース🧑🎄
お洒落な形状のシャンパーニュグラス
ロゴ入りグラスが日本に到着したとのことで、
輸入元カンパリジャパンから講座生へプレゼント🎁
大いに活用させていただきます。
真夏のサンタクロースに感謝を込めて🥂
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秋季講座の募集開始
秋季は2026年10月~2027年3月の6回
物価高騰の今日この頃ですが、
月に1度のリフレッシュ
シャンパーニュ講座でお会いしましょう
8月26日~10月31日までご家族・お友達紹介CP展開中
ご利用くださいませ!


