ピ―ロート主催のワイン試飲イベント『Pieroth The Experience』
会場は東京プリンスホテル
2025年は世界のワイン産地から74ワイナリーを招聘
イベント会場には約300種類のワインやスピリッツ
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4日間の日程でイベントを実施
初日最初のセミナーは英国のドメーヌ・エヴルモンのマスタークラス
販売価格:18,370円(税込)
販売開始:11月14日
配送開始予定:12月上旬
待望のイングリッシュスパークリングワイン
欧州では春にリリース、日本はピ―ロートが12月初旬から配送開始予定
メゾンの顔とも言える泡ものなので、
コレクションアイテムとしてもお薦め🥂
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【序章】英国のワイン造り
英国WineGBの2024年のデータによると、
ワイン用ぶどうはCH32%、PN27%、ムニエ9%、バッカス8%、セイヴァル・ブラン3% 他
比率はスパークリングワイン76%、スティルワイン23%、(他1%)
スパークリングワインの約9割はシャンパーニュと同じ伝統製法
ドメーヌ・エヴルモンの拠点ケント州の土壌については、
ソムリエ協会の機関誌編集長時代に鉱物学の武田弘教授に取材した内容
および作成した地図を参考までに載せておきます。
出典:ソムリエ協会機関誌No81 転載禁止
地殻変動以前、イングランド諸国はユーラシア大陸の一部だったので、白亜質の土壌は南イングランドまで続いています。武田先生がご教授くださったフランスの地図の色分けで白亜質土壌の位置がお分かりいただけると思います。グリーン部分が「白亜紀」、濃淡のブルー部分が「ジュラ紀」です。地層年表も補足として添えておきますので、中生代の「ジュラ紀」と「白亜紀」の呼称もご理解ください。
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【本題】ドメーヌ・エヴルモンの沿革
プロジェクトは2015年から始動
創業者はシャンパーニュ地方の名門テタンジェのピエール・エマニュエル・テタンジェ当主および英国のパトリック・マクグラスMW。
りんご園だった土地を購入後、2017年にぶどう樹を植え、2019年に初収穫。栽培している3品種PNとCHとムニエをブレンドしたNV「エディションⅠ」に着手。構想から10年を経た2025年に完成。欧州で今春、初リリース。生産本数は10万本、将来的には30万本を予定。
エディションⅡは来年早々に販売開始。エディションⅢ、エディションⅣ、エディションⅤは熟成中。エディションⅥは収穫が終了したところ。醸造&熟成ともステンレスタンクのみ。エディションⅢからマグナムサイズ、2025年からロゼへの取り組みも進めるとのこと。今後、CHの比率を55%まで引き上げるそうなので、目指すスタイルはシャルドネ重視になると思います。
フランス人で詩人、兵士、美食家だったシャルル・ド・サン・エヴルモン由来のネーミング。5つの花弁は彼の紋章、白色はケント州の白亜質土壌、緑色は英国の豊かな庭園のイメージ。ちなみに彼の遺骨はウエストミンスター寺院に埋葬されています。
エヴルモンはシャンパーニュ地方の白ワインを初めて英国に紹介した人物であり、英・仏交流の先駆けを成したので、テタンジェとマクグラス両家&英・仏の友情の証にはふさわしいです。
出典:BB&R
英国南東部のケント州は地図の右下の大きなぶどう、緑の矢印で示した箇所
ドメーヌは海から16kmなので、塩味も特徴の1つ
畑の標高は100mでなだらかな丘陵地
海洋性気候で雨が多いため、
キャノピーコントロール(樹高、樹間、風通し等)に注力
画像:ドメーヌ・エヴルモン
左からパトリック・マクグラスMW、ヴィタリー・テタンジェさん
インディア・マクグラスさん、ピエール・エマニュエル・テタンジェさん
ドメーヌの運営は2代目の愛娘たちが仕切っており、
社長職に就いているのはヴィタリーさんです。
最右がシェフ・ド・カーヴのアレクサンドル・ポナヴォイさん
右から2人目がヴィンヤード・ディレクターのクリステル・リンヴィルさん
おふたりともテタンジェとドメーヌ・エヴルモンの双方を担当
シャンパーニュ地方のランスから英国ケント州までは車で4時間の距離なので、
英仏を頻繁に往復なさっているとのお話でした。
3年かけて完成したワイナリーは
地下に醸造施設を完備
英仏海底トンネルを手掛けた技術者の手によるもので、
英国に現存するワイナリーのなかでは最大規模とか
年間12度にキープ
最大収容本数は150万本まで可能
ドメーヌのエントランスには、
日英交流150周年の折、日本政府から譲り受けた20本の桜🌸
エディションⅠはPN55%、CH35%、ムニエ10%、
ベースヴィンテージは2020年が80%、2019年が20%
ドザージュ7g/L
ピノの比率が多くても第1印象は白い花
淡いイエローの色調、柑橘や青リンゴのアロマ
海からの影響に由来する塩味、中盤からの心地良い酸味
酸はグラス内の温度が上がるとより鮮明に!
マロラクティック発酵/MLFは100%実施しています。
理由は「英国産の泡ものは酸の印象が強いから」との事でしたが、
今後、MLFの比率を変える、酸味豊かなCHの比率を増やす等の試みで、
酒質にも変化が出てくると思います。
ドメーヌのアンバサダー
ブースで接客にあたっていたインディアさんに、
お客様からの生の声について伺ったところ、
「とてもポジティヴでした。ワインの優雅さや複雑さ、
そして綺麗な仕上がりに感銘を受けてくれた印象です」とコメント
マスタークラスセミナーの参加者からも好意的な意見が出ていました。
テタンジェ当主とマググラスMWがタッグを組んで興したドメーヌ・エヴルモン
英国産のスパークリングの評価が高まっている折、
“新星ドメーヌ✨”の輝きに期待しています!
【製品についてのお問い合わせ先】
ピ―ロート・ジャパン株式会社マーケティング部
電話:03-34578-4455




