3月29日に「弥山」を訪ねて、すでに1ヵ月過ぎてしまいました。
嚴島神社とともに世界遺産に指定されている宮島・弥山は、
大自然に囲まれた“純度の高い”エリアでした!
1200年以上燃え続ける“消えずの火”
弘法大師・空海は唐から帰朝後、宮島に渡り、弥山で修業して、806年に大本山「大聖院」を開創しました。弥山ではいくつかのお堂を創建し、護摩を焚き、100日間の求聞持法(ぐもんじほう)※の修行をしていました。その護摩の残り火を1200年以上たった今でも絶やさないように護り続けてきたのが、この「消えずの火」で、広島平和記念公園の「ともしびの火」のもと火にもなっています。
※求聞持法は、山中の静かな場所で虚空蔵菩薩の絵を掲げ供養し、集中して息の続く限り虚空蔵菩薩の陀羅尼(サンスクリット原文の言葉)を唱える。毎日続けて行い、合計100万回唱える。唱え終わったら、今度は日食・月食の日に再び陀羅尼を唱えながら蘇(古代のチーズ)を作り、これを食べれば一度読んだ経典の内容を忘れない知恵を得るという。出典:奈良国立博物館公式サイト
🕯️🕯️🕯️
追記(2026年5月23日)
霊火堂全焼のニュース、もの凄く悲しいです。
再建祈願
訪問する価値大の弥山
弥山散策に関しては、往路はロープウエー、復路は大聖院コースで下山と決めていました。
予想していた以上に、石段(2000段)が多く、階段の幅が均一でないため、足元には注意が必要! 原始林の景観や綺麗な空気を意識しながら、ゆるゆると歩いたので、無理なく、嚴島神社に戻ることができました。標高535mからの下山ゆえ、長い道のりでしたが、手つかずの原始林のなかで修行に明け暮れた空海さんを思えば、2時間強程度の下山など取るに足りないと実感。29日の歩数総数は、携帯のフィットネスによると超2万歩。神聖な空間でパワーアップできたことが何よりのご褒美かも😣
参考までに、宮島観光による大聖院コースを載せておきます。
私は復路が徒歩だったので、順路は上から下。逆に、嚴島神社から弥山に向けて登山していた8割以上は海外の方でびっくり!
宮島ロープウエーで空中散歩
嚴島神社内の「紅葉谷駅」から「榧谷(かやたに)駅」までは循環式ロープウエー
約1分間隔で運行しているので、すれ違いのワンショットも楽しめます。
「榧谷駅」から「獅子岩駅」までは交走式のロープウエーに乗り換えて移動
素晴らしい絶景でした!
ロープウエーの終点「獅子岩駅」
ここから徒歩で弥山山頂へ
地図には約30分と書いてありますが、実際にはもっと時間が・・・
昭和4年に国指定、昭和32年に特別保護区になった弥山原始林
弥山の北斜面を占めるエリアで面積は158.7㌶
アカマツ林から構成され、西南日本を代表する森林
弥山本堂の横にある錫杖(しゃくじょう)の梅
まぁ、鹿さん到来!
弥山で鹿を見たのは、この時だけ
悠久の大自然が作り上げた奇岩「くぐり岩」
弥山山頂
標高535m、360度視界を遮るものなし
親子、カップル、友人同士、ひとり旅等の海外組が多かった印象
下山途中に「こんにちは」と声かけしてくださる方がたくさんいらして☺️
雲からのメッセージ
凄い迫力“空と海”
弥山山頂の眺めにほれ込んでいた伊藤博文
快晴下、瀬戸内海の島々が見渡せました。
霊火堂
お堂の中には「消えずの火」
ろうそくの煙で、もやがかかったような状態
壁もススで黒くなっています。
その空間に身を置くと、時空を超えて、浄化された気分
「戦争中、薪が不足していた時はロウソクを代用して火をつないでいた」と若い僧侶
鋳物の大茶釜のなかの白湯は“万病に効果あり”の霊水とのこと
お釜からの鉄分で水に少し色がついています。
昔は弥山の湧き水を使っていたそうですが、今は湧き水ではないような・・・
第八十八番 弥山本堂
奈良国立博物館のサイトにあった虚空蔵菩薩ですね。
曼荼羅は奥が深すぎて、まだまだ理解できていないのですが、
東京国立博物館の情報が役に立ちそうです!
🥾🥾🥾
嚴島神社目指して下山
下山開始、2000段をクリアせねば
賽の河原クリア
2005年に台風による土石流で大聖院コースの一部が被害を受け、
3年の歳月をかけて修復した由
むき出しの地層を見て、土石流の破壊力が伝わってきました。
高速フェリーで波と対面
平清盛の像
三角コーンは清盛公には不釣り合い😦
海との調和、朱色の威厳
1587年に秀吉の命で建築を開始したものの、
彼の急逝で未完成のまま今に至る千畳閣。
縁側から嚴島神社の社殿が見渡せます。
フェリーからの遠景、神秘的
原爆ドーム跡
広島駅から原爆ドーム前まで路面電車なら約15分
世界遺産 原爆ドーム
歴史上初、原子爆弾の投下で破壊された旧広島県産業奨励館の残骸
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