2026年01月10日

2026年最初の本物探求は寛永寺の天井絵「叡嶽双龍」と黒田記念館


寛永寺の天井絵「叡嶽双龍えいがくそうりゅう
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寛永寺創建四百周年記念事業で手塚雄二画伯が手掛けた双龍
根本中堂56畳の広間の天井に描かれた傑作を拝観してきました。

昨年末から一般公開されていますが、撮影は禁止
これはとっても残念🥹
天井絵の詳細は寛永寺公式サイトをご覧ください


少しだけ寄り道・・・
京都・建仁寺塔頭「西来院」の白龍
建仁寺西来院 白龍.jpeg

2024年と2025年にお邪魔した時のワンショット
畳の上に寝転がったまま撮影できるので、天井画全体をキャッチできます。
このような機会はなかなかありません。

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建仁寺と言えば、法堂にある小泉淳作筆の天井画「双龍図」が有名です。
同寺の敷地内にある西来院は、鎌倉時代の禅僧蘭溪道隆の寺として知られていました。
2028年が開山750年遠忌にあたり、
その記念事業の一環として本堂と庭園が改修され、2024年に完成した「白龍」を公開


🐲🐲🐲


寛永寺の双龍と建仁寺の龍の目線を比較
寛永寺のリーフレットに「八方にらみみどころ⑤」についての記載がありました。
手塚画伯は「お堂のどこから天井絵を眺めても龍と目が合うことにこだわった」と。
私は みどころ② の龍の手に浮かぶラピスラズリ色の真下に立ってパワーをもらいましたが、
その間、二頭の龍の鋭い視線を感じました。
さすがの眼力、手塚画伯の表現力、素晴らしいです!

片や、西来院の「白龍」は迫力はありながらも穏やかな雰囲気。
作者は中国人の女性アーティスト陳漫さん。
撮影していても龍たちと目線が合うことはなかったです。
法堂の双龍も同じで目線は合わず🤗 


画竜点睛
白目の上に配された「黒目の位置」、これが違いますね。
点睛”・・・面白い探求ができました。


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桜の季節にもお薦めのスポット

根本中堂の屋根には対の獅子
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“可愛い龍のおみくじ”
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双龍の代役をしてくれたおみくじの龍


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白いシールを剥がして赤い紐を引くとおみくじが出てきました。


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先手必勝先んずれば人を制す
2026年のキーワードにします😄


小泉八雲の銅像発見
小泉八雲銅像.jpeg

寛永寺から上野公園に向かって歩いていると、
あら、ハーンの銅像、はて⁉
答えを見つけたのでリンクしておきます。


年3回だけの特別公開
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出典:(C)黒田記念館 転載禁止

「湖畔」1897年
当初のタイトルは「避暑」
モデルはのちに妻となる照子

淡いトーンのブルーが涼しげ
浴衣姿の照子夫人の燐とした品格
実物を見ることは何より大事!

「湖畔」の公開は年3回
公式サイトでご確認ください。
1月は12日まで!


湖畔のサイン.jpeg
「湖畔」の絵のサイン


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黒田子爵記念室の入口には高村光太郎作の黒田清輝胸像


建造物の魅力.jpeg
古き良き時代を彷彿とさせる建造物
ロマンがあります!

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出典:(C)黒田記念館 転載禁止

「猫」1901~10年頃
の~んびりした空気感

絵を見て瞬時に思い浮かんだのがレオナール・フジタ
彼も猫好き、作品にも登場させています。

藤田嗣治1886年~1968年
黒田清輝1866年~1924年
活動していた時期にかぶりがありますね😉


登録有形文化財の黒田記念館
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黒田記念館の建造物は登録有形文化財
すぐそばには、東京藝術大学大学美術館があります。
以前、同美術館で拝見した大学所有の絵画
上村松園作「序の舞」は忘れ得ぬ傑作


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東博と噴水は表裏一体、これは100年先にも遺したい建造物です。
芝生にする計画には断固反対!!

嘘が蔓延している時代だからこそ、
“本物を見極める力”を磨きたいです🥂


posted by fumiko at 23:55| Comment(0) | 伝統美、日本の美 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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