2021年03月10日

シャトー・メルシャン新鶴シャルドネと福島県にあるぶどう産地「新鶴」地区との歩み

東日本大震災発生から明日で10年になります。
2011年3月11日14時46分、私は自宅にいたので、テーブルの下に隠れました。ワインセラーやワイン棚は地震の揺れに耐えてくれたのでワインやグラスはすべて無事でした。でも・・・とてつもなく長く感じた“あの瞬間”は忘れられません。

   福島県新鶴地区のシャルドネ 
   新鶴シャルドネ2018


   今回は日本ワイン、福島県にあるぶどう産地「新鶴」をテーマにしました。
   シャトー・メルシャンの新鶴シャルドネは福島県会津美里町の契約栽培畑
   新鶴地区のぶどうを使っています。
  今年は栽培をスタートさせてから45年の節目となりました。


     「新鶴」45年の歩み
      スタート当初は試行錯誤の連続でした。
      今では海外のコンクールでも高評価を受けるまでに成長しています。
      以下は45年間の歩みをまとめた資料 (クリックで拡大) です!

      農家の情熱がブドウを変え、ワインを変えた
      データ提供:メルシャン


      世界に誇れるシャルドネの産地へ
      データ提供:メルシャン


  新鶴産のシャルドネを使ったアイテム
  データ提供:メルシャン



 日本橋にある ふくしま館


 初訪問のアンテナショップ!


      店内奥が酒類コーナー、新鶴シャルドネもありました!
      ※ 許可をもらって画像撮影


  マリアージュを考えながら
 人気ランキングを参考にアイテムを選択
 『いか人参』は昆布入りをセレクト。昆布があることで松前漬け似の食感


  子供から大人まで幅広い層に人気の『ソフト揚げかまぼこ』
  私はさっと湯がいて、ホットプレートでこんがりとした焼き色に仕上げました。
  熱々のかまぼこにレモンを搾って食すと、新鶴シャルドネの酸味とぴったり

 『丸deアーモンド』は新樽由来の要素がアーモンドと重なり好相性

  新鶴シャルドネ2018のテイスティング
 輝きのある淡いイエロー、グレープフルーツやアプリコット
 白い花、軽いタッチの蜜、鉛筆の芯。口中ではヘーゼルナッツ、フェノール
 清涼感のある酸味が最初から最後まで凛として続く、丁寧な造りのシャルドネ
 樽の要素がワインに十分に溶け込んでいない分、樽香が少し強いように感じました。
 もう少し瓶熟させるとバター系に向くと思ったので今回は酸を生かしてレモンを活用。
 上記の『丸deアーモンド』のような木の実等と合わせるとバランス良好。
 熟成した白カビチーズに酸味のある杏ジャム等を添えることも選択肢のひとつ。
 揚げかまぼこはレモンをブリッジ食材にすることで良い相性になりました。


 4年目となる日本ワインへの支援活動
 3月1日から4月30日までの間 全国で実施
 日本ワインの原料ぶどうの各産地の活動を応援するためのドネーション企画 
 対象商品51品の売上1本につき10円を山梨・長野・福島・秋田各県の各機関や行政に贈呈
 企画の詳細や対象商品等についてはコチラ

をご覧ください!


                福島県“三春の滝桜”
        千代田線赤坂駅内の壁面に描かれた壮大な「四季樹木図」
        滝桜をモデルにして日本画家千住博さんが完成させた力作

以前、新聞に「赤坂サカスのシンボルツリーになっている紅枝垂れ桜

は“滝桜”の子孫樹で、ビニールハウスの中で発芽させ、別の桜の枝に接ぎ、孫となる桜を育てる仕事師 宗像宗光さんが丹精込めて生み育てた桜」との記事がありました。
樹齢1000年以上 (推定) の“三春の滝桜”は、日本の三大桜のひとつです。

今年の桜の開花予想も出ていますが、滝桜が今後も末永く、桜ファンに多くの感動を与え続けてくれることを願っています!
私もいつの日か、福島の滝桜をリアルに見たいと思っています!
posted by fumiko at 14:46| Comment(0) | ワイン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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