
3月下旬からオーストリアに出かけていました。
イースター(今年は3月31日)の時期に重なったこともあり、『ニコライホーフ』のサース・ファミリーから30日の前夜祭に光栄なるお招きが! 私にとっては初めてのイースターでした。

イースター(復活祭)は十字架にかけられたイエス・キリストが3日目に復活したことを祝う日で、キリスト教ではクリスマス同様、最も重要な行事です。29日金曜日の夜、教会の前では子供たちが、その昔、鷹匠が使っていたといわれる玩具(塵取りのような形)を鳴らしていました。もの凄く賑やかでした。この道具は、キリストのはりつけ後、教会の鐘を鳴らすことが禁じられたので、ミサに行く時間を知らせるため、“鐘代わり”に鳴らして村人に知らせたことが起源とのこと。周囲が暗いので少し見難いのですが、子供たちが手に持っている道具がおわかりになりますか?
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30日土曜日の3時過ぎからは、サース家の広いお庭で、お孫さんたちがエッグ・ハントを!
イースター・バニーが隠したバスケットにはエッグのほかにもたっぷりのお菓子が入っていました。

長男ニコラウスJr、サース夫人、長女のエリザベスさん、それから愛犬Dumpi
お隣は次女クリスティ―ネさんの旦那様と可愛いご子息

中央は包容力があって温和なお人柄サース家のニコラウス当主、ファミリーの素敵な笑顔!

飛び入りの私にもイースター・バニーが可愛いバスケットを用意してくれていました、感激です!
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バスケットのなかにはカラフルなイースター・エッグが5個も!
子供たちは大好物のエッグを軽く5個はたいらげるそうなので、私にも同数の玉子さん
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居間には素晴らしいテーブルセッティングが!
例年だとお庭でのパーティだそうですが、今年はとても寒いので室内になったようです。当日はサース・ファミリーと次女クリスティーネさんの義理のご両親、ドイツと南米からの若い留学生+私!
サース夫人は11時から晩餐の準備にかかり、イースター・エッグは60個もゆでた由

チーズ絶品
画像はないのですがニコライホーフの自家製アプリコット・オイルでマリネした赤かぶも最高

サース家の偉大なマザー、クリスティーネさんの存在感はさすがです

仔羊の形をしたケーキには私の大好きなニコライホーフのアプリコットジャムを添えて
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ニコライホーフはヴァッハウのマウテルンにあり、15分くらい歩けばドナウ川岸の散策もできます

エリザベスご夫妻が経営するゲストハウスad vineas guesthouse Nikolaihofはワイナリーから徒歩5分の至近距離
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グリーンと赤を基調にした癒しのお部屋
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2013年のオフィシャルなオープン期間は4月24日から11月16日
ウィーンからだと車で約1時間ほどです

の~んびりした空気が流れているヴァッハウ

イースター当日31日の朝、カーテンを開けると、外はなんと雪!
ホテルのお庭に植えてあるアンズの花も今年はまだ咲く気配なし、休眠していました。3週間くらい開花が遅れています。ちょうどこの日からサマータイムに変わったので、あわてて時計を修正しました。
6月下旬にはサース夫人が来日なさいます。
今年はニコライホーフのワインが輸入されるようになって、ちょうど25周年になります。またの再会がとっても楽しみです!



http://gillman.blog.so-net.ne.jp/archive/20120409
ドイツの隣国オーストリア『ニコライホーフ』のワインは青木一押しです!