2010年08月29日

長本和子さんとのコラボは世界のスパークリングワインで楽しむイタリア食材紀行@カシーナ・カナミッラ

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昨日はイタリア食材に精通する長本和子さんがオーナーのリストランテ『カシーナ・カナミッラ』にお邪魔して『世界のスパークリングワインで楽しむイタリア食材紀行』というテーマで課外講座を行いました。

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食材は22種類で、順に野菜系(1ケッパー、2エストラット、3乾燥トマト)、穀物系(4スペルト小麦、5米、6レンズ豆、7エジプト豆、8乾燥ソラマメ、9ポレンタ)、魚系(10ツナの油漬け、11ボッタルガ、12アンチョビ、13ガルム、14バッカラ)、乳製品(15パルミジャーノ・レッジャーノ、16モッツァレッラ、17ゴルゴンゾーラ、18リコッタ)、肉系(19生ハム、20サラミ、21ラルド、22ブレサオラ)、これらを使ったオリジナルアミューズを5種類の泡ものと合わせてみました。

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第1フライトは加工肉類
上部中央から時計まわりにチンタセネーゼのラルド(21ブランド豚の背肉の塩漬け)、自家製生ハム(19富士幻豚を使用)、自家製長野産鹿のブレサオラ(22本来はロンバルディア州で作る馬肉の特産品、今回は鹿肉使用)、自家製富士幻豚サラミ(20)

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第2フライトはチーズを含む料理
中央にスペルト小麦のサラダ(1、3、4)、上部中央から時計まわりにゴルゴンゾーラのムース ドライイチジク添え(17)、パルミジャーノ・レッジャーノ(15)、モッツァレッラ(12)&アンチョビ(16)、ポレンタ(9トウモロコシ粉)&バッカラ(14タラの塩漬け)、古代ローマ風豚肉のロースト(13)、仔牛肉のツナソースかけ(1、10)

スペルト小麦(ファッロ)は皮が薄いので粒で食べることができます。古代ローマでは重要な食物だったそうで、イタリア語で“粉”を意味するファリーナはファッロに、穀類を意味する“チェレアーリ”は農耕の女神、ローマ神話の“チェーレレ”に、そしてオイル(油)は古代ローマ人が使っていたオッリョに由来しているとのこと、奥が深いです。ガルムを使ったローマ風豚肉のローストの味わいに思わずうっとりの私は、ジュリアス・シーザーが食べていたであろう料理の味わいに納得できました、贅沢な美食です。

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1ケッパーは花のつぼみ、そのつぼみを早朝摘み取り塩漬けに。食すと苦いが漬け込むと深い味わいになるケッパー。13 ガルム(古代ローマ人が使っていた魚醤)、3乾燥トマト、2エストラット(トマトベースのお味噌)は各テーブルに置かれ、自由に味見!

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現在では衛生面の関係で使われていないチーズの水切りカゴ(左)とリコッタチーズのカゴ
長本和子講師の解説は本当にわかりやすいです!

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第3フライトは、右が魚介と自家製ボッタルガ(ボラ塩茹)のリゾット(5、11)
左が豆類のミッレコセッデ(2、6、7、8)
6レンズ豆、7エジプト豆は5000年くらい前から食されていた由、ミッレコセッデは多くの豆を使ったお料理。「豆料理は貧しさの象徴でもあった」と長本講師

イタリアは欧州一番のお米の産地であり、98%がジャポニカ米。ただし大きさは日本のお米の約2倍弱。割ってみると白い粉部分があり、リゾットの場合、食感がなければならないのでその芯が大事。

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第4フライトはデザート。右がリコッタのトルテ(18)、カプリ風トルタ

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各テーブルをまわって食材について丁寧に説明する久保木博支配人


5種類のスパークリングは
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ブラインドで供出するため、グラスには5色のマーカーを付けてサービスしてくださった配慮に感謝!

IMG_5811 抜栓前 5本 11(5).JPG
#1:カ・デル・ボスコ フランチャコルタ キュベ プレステージNV(D.O.C.G.)
産地:イタリア・ロンバルディア州、ぶどう品種:シャルドネ75%、ピノ・ビアンコ10%、ピノ・ネロ15%
先月、ツイ友のナゴさんのお店『トットリーネ』に伺った時にオーダーしたワイン。温度による味わいの変化、メイン料理からデザート系まで幅広く楽しめる泡ものであることを実感したので、イタリア代表として選んでみました。予想通り、15種類のアミューズとのバランスも良く、特に「ゴルゴンゾーラのムース」を合わせた時に口中でとろけていく食感は絶妙。「古代ローマ風豚肉のロースト」のお肉の脂分(ガルム魚醤も)との相性もグッドでした。

#2:ゼクトケラーライ・ダイデスハイム リースリング・ゼクト・ブリュットNV
産地:ドイツ・ファルツ地区ダイデスハイム村、ぶどう品種:リースリング100%、シャルマ製法
富士幻豚の生ハムとの相性はハムの旨味、甘味がじっくりと広がり新鮮な印象で美味!

#3:セグラヴュータス ブルート・ヴィンテージ2005
産地:スペイン・カタルーニャ州、ぶどう品種:マカベオ67%、パレリャーダ33%
ミネラル感があり、5アイテムの中で唯一のヴィンテージもの。アンチョビとの相性は中で一番!パルミジャーノやモッツァレッラ等のチーズ、タラを使ったリゾットなど包容力大。イタリアとスペインの食材の共通項があり、自然体で楽しめる要素が多い

#4:ロデレール・エステート カルテット・ブリュットNV
産地:アメリカ・カリフォルニア州・アンダーソンヴァレー、ぶどう品種:シャルドネ70% ピノ・ノワール30%
年初カレッジで行った世界の泡もの講座で一番評価の高かった1本。シャンパンメゾン『ルイ・ロデレール』が誇るカリフォルニア産。価格&味わい◎、15種類のアミューズにうまく寄り添い、ゴルゴンゾーラのムースとの相性も余韻に厚みが出てきて大満足!
財布の中身が寂しくてシャンパンが買えない時は、コレがお薦めです!
 
#5:ディエボルト・ヴァロワ ブラン・ド・ブランNV
産地:フランス・シャンパーニュ地方クラマン村、ぶどう品種:シャルドネ100%
コート・デ・ブランのクラマン産、奥行きがあり上品な味わい。アンチョビだけは若干の生臭さを感じましたが、アミューズ全般との相性も良く、シャンパンの面目躍如。京都『和久傳』の定番シャンパン。
 
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白ぶどう100%の3種類、左から2番目の#2や3番目の#3には若さを感じるグリーンのトーンがあり、右側の#5には若干ベージュの色調があり、気泡は元気で細やか

#1は“郷に入れば郷に従え”のルール通り、イタリア食材との相性に関してはオールマイティー。
#4はシャンパンと見間違うほどの上質な味わい、さすがルイ・ロデレールの技!

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リストランテ『カシーナ・カナミッラ』のメンバーを紹介させていただきます。
上段左から奈須賢士(料理担当)さん、久保木博支配人、辻功太郎ソムリエ、藤川千鶴ソムリエ
長本和子オーナー、(手前左)小西達也シェフ、岩坪滋シェフ
皆さま、貴重なお時間をありがとうございました!!
posted by fumiko at 23:53| Comment(7) | TrackBack(0) | オープンカレッジ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
#4のカルテット、1月の講座の素晴らしさが蘇ってみますね。
今度は、ワインのセレクトの良さに加えて、教室ではなく、
食材やサービスも含めた、お店を挙げてのサポートの様子、素晴らしいです。
Posted by hako at 2010年08月30日 20:43
いつも記事の内容といい、文面のクオリティといい、感激しながら
拝読させていただいています!
勉強不足でわからないことだらけですが、冨美子先生のブログで
学ばせていただいています。
バルセロナから応援しております!
Posted by Yuko at 2010年08月31日 07:58
fumikoさま

コメントのお方さまがたが
hakoさま Yukoさまと続かれましたのでPiko
といきたいところですが 残念ながら piyoでして。

美飲?美食?には
健康体がよくよく必須と

fumikoさまのHPで
『目。観』の学びをさせて頂いていて思いました。

10月の素敵な お講座
体調を整えて!! 参加させて頂けるなんて
数か月前まで 夢にも描けないことでございました。

       今日も 素晴らしい おBLOG の拝見
                 心より感謝の グランマ・ぴよ拝
Posted by グランマ・ぴよ at 2010年08月31日 11:50
hakoさん
1月に行った世界の泡講座で好評だったロデレール・エステート
質・実ともに太鼓判を押せるスパークリングです。
2010年は素敵な皆さまとのコラボでした。
ホント、やり甲斐がありました。

バルセロナのYukoさん
ありがとうございます。褒めていただき、光栄です。
でもねぇ~、何をおっしゃるYukoさんてな感じですよ~
多方面に造詣が深い才女、私のほうがご教授いただきたいです。
近い将来、カタルーニャ研修ツアーやりましょうか、
その時はナビゲーター役、お願いします。サンパウ本店も行きたいし!

グランマ・ぴよ様、温かなエール感謝です。
五感を刺激することができれば本望です。
10月の映画とワイン@自由が丘ワインスクールに関しても、
本当にありがとうございます! 
映画:観る、聞く、
ワイン:色を見る、香りを利く、味を確認する
五感磨きを存分に楽しんでいただきますね♪


vientre-dolorさん、チェック、ありがとうございました!

ほりけんさん、チェック感謝です!

Shin.sionさん、チェック、ありがとうございました!

Winoさん、チェック、ありがとうございました!

Kojiさん、nice、ありがとうございました!

gillmanさん、チェック、ありがとうございました!
Posted by fumiko at 2010年09月01日 02:24
ロデレール・エステート、恐るべし!でした。
下手なシャンパーニュより上質な泡ですね。色も香りも文句無しです。
早速発注しなくちゃ!
Posted by miumiu at 2010年09月04日 22:30
料理王国の記事も見ましたよ~。肉加工品や熟成香は泡ものと本当によく合いますよね!私もブリでハムを作ってみたら、以外にもシャンパンとの相称が一番でした♪
Posted by yuka at 2010年09月19日 14:04
今頃になってしまいましたが、素晴らしい講座でした。あんなにイタリア食材をじっくり味わったことも、その食材と5種類のスパークリングをそれぞれあわせたことも初めてでした。時間が足りない!というくらい充実しまくった2時間でした。ありがとうございます。
Posted by kowa at 2010年10月06日 00:14
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